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巨大イカとの格闘 [★夢日記]


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※これはぁゃの見た夢であり、フィクションです※
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天井が高く、コンクリートで一面覆われただだっ広い部屋。
窓はなく、出口もない。
床から数メートル、水で満たされている。


そこには100人くらいの人間。
そして、全員が恐怖に怯えている。

巨大イカのお化けに死を宣告されたからだ。




「お前ら全員殺してやる」
「全員水に沈めてやる」

みな、数少ない陸地へと逃げ惑う。
が、ほとんどの人間は水に浮かんでいた。




「この中で1人だけ助けてやろう」
「ヒントをやる」
「この問題を解いたやつだけが助かることができる」


「天へと繋がる1本が生まれる場所」
「そこへたどり着けた者だけが生き残る」






は?なぞなぞかよ。
みな必死に考えている。
私も周囲を見渡しながら、必死に頭を働かせた。

「もしかしてあの天井まで続く柱のふもとか?」


悩んでいるヒマはない。
みなが互いを押しのけて各々が考える場所へと
わめきながら動き始めている。





私も必死で思う柱へと辿りついた。


ふと下を見ると、ミキがバタフライで泳いでいる。
水に浮かぶコンクリ島を必死で目指しているようだ。





すると・・・。
巨大イカがコンクリ島や、酔っ払い小屋、洞窟を破壊し始めた。
隠れていた人間が次々と水の中へ沈められている。

断末魔の叫びとともに、息絶えていく。



中には諦めて「イカに殺されるくらいなら」と
自ら投身する者たちもいる。




イカは破壊を続けている。




破壊の衝撃で、私の後ろの壁に穴があいた。
あ?こっから逃げられるんじゃね??

でも「1人だけ生き残る」って言ってたから、
もしこの柱のふもとが正解じゃなかったら、
追いかけてきて殺されるのかな。



と思っていたら、キャイーンの天野っちがこっちに上って来た。
「ねぇねぇ天野っち、ここから逃げられるよ」

「ダメだよ、ぁゃちゃん。どうせ追ってくる」
「どうにかしてアイツを倒さないと」




ふたり見つめ合うこと数秒。
巨大イカがこっちへ顔を向けた。
どんどん迫ってくる。


もうダメダーと思った瞬間、私は持ってた棒っきれで、
巨大イカのドタマを殴った。

「ペチっ」て。




なななんと、イカがひるんだ!
痛がっている。
意外に打たれ弱い。

私は何度も何度もイカのドタマをどついた。
イカがずーーんという爆音と共に倒れた。



その瞬間、人間たちがわらわらと集まり、
イカにパンチやキックをお見舞いし始めた。
そして、イカを切り裂いて、食べ始めた。


なぬー。
そんな復讐?!

かくいう私も、イカが生き返ってはイカンとばかりに、
口に含み、噛み始めた。


んーー。
なかなかの噛みごたえですな。
飲み込めない。


私は、天野っちと共にイカの身を切り取り、
持てるだけ持って、外へ出た。
そして、野良猫たちに食べさせた。




・・・




「よかったね」
「うん、そうだね」
「じゃ、オレ、あっちだから」
「うん。元気でね」



天野っちと別れ、私は夕日をバックに帰路に着いた。




ママチャリで。



ika.jpg







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